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ジャズのリズム

目次
1. 8分の6拍子で捉えよう
2 タイムフィールについて
3 メトロノームでの練習
4 メロディーから学ぶ

8分の6拍子で捉えよう

現在のジャズの原型とされるビバップは、西洋音楽にアフリカのリズム、ヘミオラを組み合わせて出来たものとされています。そのためビバップのリズムは4分の4拍子ではなく、8分の6拍子が基本のリズムになります。

譜例1

8分の6拍子表記

これを読みやすく記譜すると譜例2になります。

譜例2

4分の4拍子表記

シャッフル記号がつくので、ビバップのリズムもシャッフルと思いがちですが、あくまで8分の6拍子を読みやすくするために4分の4拍子で記譜していると覚えておいてください。演奏中はシャッフルの「タータ・タータ・タータ・タータ」ではなく、8分の6拍子の「タタタ・タタタ・タタタ・タタタ」と感じながら演奏することが大切です。このジャズ特有のリズムのことを「スウィング」と呼んでいます。

タイムフィールについて

タイムフィールは基本のリズムから、前ノリや後ろノリにしたときに得られるフィールのことで、演奏者それぞれの個性が色濃くでるものです。また現在のジャズでは8分の6拍子と4分の4拍子のストレートを合わせて、より自由なフィールで演奏されています。

4分の4拍子の1拍を円に例えたときの8分音符の長さ

ストレート
ストレート
自由なリズム
スウィングフィール
ビバップ
シャッフル

カッコよく聞こえるタイムフィールは人それぞれ違うので、まずはどの位置まで伸ばすフィールがカッコよく感じるか、好きなアーティストの演奏を聴いて探してみてください。ドラムとベースが出すリズムに対して、どんなフィールで弾いているかを研究することも大切です。以下それぞれのフィールの例です。

ストレート

自由なリズム

前ノリ

後ろノリ

自分の求めているフィールを見つけられたら、それが出せるように練習していきましょう。

メトロノームでの練習

ジャズのリズムを身につける練習法は、マイナスワンを使ったりCDと一緒に演奏したりなど多くありますが、まずはメトロノームを使って正確に弾けるようにする練習をおすすめします。メトロノームを使うと自分のリズムのずれが分かりやすいという利点があります。ジャズは2・4拍を意識して演奏されるので、2拍4拍に鳴らしながら練習してみましょう。その際、足は1、3拍を踏みます。

練習例

メトロノームを使った練習

メトロノームとの練習は必ず録音して聴き返し、どこでリズムがずれたのかを確認して修正しましょう。はじめはメトロノームを2、4拍で捉えるのが大変かもしれませんが、練習していくうちに慣れてくるので、あきらめず続けてみてください。1、3拍は足、2、4拍は体全体で感じるようなイメージで演奏できるのが理想です。

ある程度メトロノームと一緒に演奏できてくると、メトロノームに頼った演奏になりがちです。メトロノームはあくまでガイドと考え、自分が弾いているテンポにメトロノームが合わせてきた、という感覚を持ちながら練習してみてください。

メロディーから学ぶ

ジャズのリズムを学ぶには、ビバップのメロディーをコピーするのが効率的です。チャーリー・パーカーやディジー・ガレスピー、バド・パウエルらが演奏したメロディーには、音使いも含めジャズの基礎が全てが詰まっています。まずは弾いてみたいと思う曲を探して、CDと一緒に弾いてみてください。慣れてきたらメトロノームやマイナスワンに合わせて録音し、ジャズのリズムが身についているか確認します。そこから自由にノリを変えて、自分の理想のリズムになるように研究していきましょう。

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