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メロディーを弾こう

目次
1. メロディーの大切さ
2. チャーリー・パーカー(Charlie Parker)
 2.1 Dexterity
 2.2 Steeplechase
 2.3 Visa
3. クリフォード・ブラウン(Clifford Brown)
 3.1 Brownie Speaks
 3.2 Joy Spring
 3.3 Sandu
4. クルト・ヴァイル(Kurt Weil)
 4.1 Mack The Knife (Moritat)
5. ビクター・ヤング(Victor Young)
 5.1 Stella By Starlight

メロディーの大切さ

アドリブはもともとメロディーのフェイクからはじまり、そこから洗練、発展して現在の形になっています。つまりメロディーを学ぶことはアドリブの基礎を学ぶことになるのです。

メロディーは、ポジションの選び方からフィンガリング、ピッキングまで、演奏する上で必要になるテクニックも同時に学ぶことができます。自分の理想とする音を出すためのポジション、フィンガリングテクニックはどれなのか、を探しながら弾いてみてください。

ここではパブリックドメインになっている曲のメロディーを紹介していきます。各曲TAB譜空欄のPDFを置いておきますので、自分なりのポジション、アーティキュレーションの研究用に活用ください。

Dexterity

DexterityTAB譜空欄PDF (84.5kb)

Dexterityメロディー

最初のフレーズは以下2つのポジションでも弾くことができます。
譜例1
Dexterityメロディー1ポジション1
譜例2
Dexterityメロディー1ポジション2

ただ上記のポジションでは雰囲気が出せません。まずは原曲を聴いてアクセントの位置を調べてみましょう。自分の感じたアクセントの位置で構いません。ここでは譜例3の位置にします。

譜例3
Dexterityメロディー1ポジション2

アクセントが決まったら、それを表現できるようにポジションを変えていきましょう。ここではアクセント音の次をプリングで弾くことで、アクセント音を際立たせる方法を使います。レからドへプリングするには、3弦7フレット→5フレット、4弦12フレット→10フレットが最適です。

譜例4
Dexterityメロディー1ポジション1プリング
譜例5
Dexterityメロディー1ポジション2プリング

譜例4は横移動が広すぎて弾きづらく、譜例5は低音弦すぎて、音がこもった印象になってしまいます。そこで2つを組み合わせて新しいポジションにします。

譜例6
Dexterityメロディー1ポジション完成

2小節目のアクセント音も、「前の音よりも高音弦を使う」という方法で表現でき、弾きづらさも解消されました。このように、チャーリー・パーカーの演奏をどうすれば再現できるのか、そのためのベストポジションはどこかを常に意識しておくことが大切です。

ただしアクセントの位置やニュアンスなどは、聴く人それぞれ感じ方が異なります。つまり正解はなく、自分自身で決めることができるのです。練習中から自分の聴こえ方を大切にし、自分の求めている音を出すためにはどうすれば良いのか、を常に意識して演奏してみてください。

Charlie Parker
収録アルバム: The Charlie Parker Years, Vol. 2
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Steeplechase

SteeplechaseTAB譜空欄PDF (70.1kb)

Steeplechaseメロディー

最初のフレーズは次のポジションで弾くこともできます。
steeplechaseメロディー1ポジション1

このままでも良いのですが、2小節目のミb→ソを同一弦上で弾いたほうが雰囲気がでます。

steeplechaseメロディー1アレンジ

1小節目と2小節目の音質の差が出てしまうので、1小節目の最初の2音を1、2弦で弾きます。

steeplechaseメロディー1完成

メロディーを1~3弦中心で演奏することができます。ただし1、2弦に太い弦を張っている場合は、低音弦との差が少なくなるので、最初のポジションで弾いても雰囲気が出せると思います。

Charlie Parker
収録アルバム: Bird Gets the Worm
Amazon.co.jp

Visa

VisaTAB譜空欄PDF (45.1kb)

Visaメロディー

チャーリー・パーカーの演奏に合わせると音域はオクターブ上がります。

visa原曲の音域

オクターブの判断は好みになりますが、低く弾けるのならオクターブ低く弾いたほうが、アドリブとの区別がしやすいのでおすすめです。ただし5、6弦中心になってしまうと、音がこもりすぎてしまうので、その場合はCDと同じ音域で演奏します。

Charlie Parker
収録アルバム: Charlie Parker
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Brownie Speaks

Brownie SpeaksTAB譜空欄PDF (99.2kb)

Brownie Speaksメロディー

Clifford Brown
収録アルバム: Memorial Album
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Joy Spring

Joy SpringTAB譜空欄PDF (97.4kb)

Joy Springメロディー

Clifford Brown
収録アルバム: Clifford Brown Max Roach
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Sandu

SanduTAB譜空欄PDF (67.6kb)

Sanduメロディー

Clifford Brown
収録アルバム: Study in Brown
Amazon.co.jp

Mack The Knife (Moritat)

ここではソニー・ロリンズのバージョンをギターアレンジしています。

Mack The Knife (Moritat)TAB譜空欄PDF (61.8kb)

Mack The Knife (Moritat)メロディー

Sonny Rollins
収録アルバム: Saxophone Colossus
Amazon.co.jp

Stella By Starlight

ここではスタン・ゲッツのバージョンをギターアレンジしています。

Stella By StarlightTAB譜空欄PDF (87.5kb)

Mack The Knife (Moritat)メロディー

Stan Getz
収録アルバム: Stan Getz Plays
Amazon.co.jp
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