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好きなギタリストを見つけよう

目次
1. 伝統派おすすめギタリスト
2. 近代派のおすすめギタリスト
3. 好きなギタリストを見つけたら

おすすめ伝統派ギタリスト

「この人みたいに弾きたい」と思わせてくれるギタリストを見つけると、目標ができるので上達速度が速くなります。伝統派にはジャズギターの基を作った巨匠がたくさんいますが、ここでは個人的に好きな12人とおすすめCDを紹介します。それぞれフレージングやタイム感にも個性があるので、「これだ!」と思うギタリストを見つけてみてください。

Charlie Christian(チャーリー・クリスチャン)

リズム楽器だったギターをソロ楽器としての地位に押し上げた偉大なギタリスト。演奏、曲共にとてもシンプルで歌心があり、ほとんどのギタリストが影響を受けています。

Django Reinhardt(ジャンゴ・ラインハルト)

ジプシースウィングといわれるジャンルを確立したギタリスト。独特の音使いや、指2本しか使っていないとは思えないほどの超絶演奏が聴けます。

Wes Mongomery(ウェス・モンゴメリー)

歌わせ心満載のフレーズ、覚えやすくキャッッチーな楽曲オクターブ奏法やコードソロの超絶テクニックなど、現在でも多くのギタリストに影響を与えています。

Joe Pass(ジョー・パス)

ソロギターの重鎮としても有名ですが、アンサンブルの中でも伝統的なジャズフレーズが随所にちりばめれれています。各コードを意識したフレーズは分かりやすくコピーに最適です。

Jim Hall(ジム・ホール)

独自のメロディーセンス、いろいろな企画もののCDなど、幅広い活躍をしているギタリスト。ストレートに近いタイム感と4度を使ったフレージングは近代派のギタリストに多大な影響を与えています。

Kenny Burrell(ケニー・バレル)

ブルージーな音使いを中心にしながらも、サックスのようなフレージングでとても心地よいサウンドを出します。コルトレーンとの相性が抜群です。

Barney Kessel(バーニー・ケッセル)

コードソロも得意としていて、ギタートリオでの演奏はとても勉強になります。オスカーピーターソンとの録音でも素晴らしい演奏を聞かせてくれます。 

Tal Farlow(タル・ファーロウ)

大きな手から繰り出されるワイドレンジなフレージングが超絶です。ギターがとても甘いトーンなので、ワイドレンジでありながらスムーズに聞こえます。

Herb Ellis(ハーブ・エリス)

16分のフレーズやテンポの速いフレーズでも安定して弾けるピッキングテクニックやタイム感は圧巻。ハーフチョーキングも効果的に使っています。

Grant Green(グラント・グリーン)

ウェス系でありながら、ブルース色の強い演奏やサックスのようなクロマチックの使い方、フレージングを得意としています。 

Pat Martino(パット・マルティーノ)

全てのコードをマイナーで考えるという独自の理論で展開される雰囲気はまさに独特なマイナー感に包まれます。16分の息の長いフレーズを学ぶのに最適です。

George Benson(ジョージ・ベンソン)

最近はスムースジャズに傾倒してヴォーカルもの中心になっていますが、デビュー当時のジャズスタイルの演奏は圧巻。ウェスの雰囲気を伝承しながらもさらに高度なテクニックを加えた演奏はカッコいいです。

近代派のおすすめギタリスト

近代派は伝統的なスタイルを踏まえつつ新しい要素を取り入れています。4度ヴォイシング、リハーモナイゼーション、アッッパーストラクチャーなど。また、後ろノリのタイム感、3連よりもストレートに近いタイム感など自在に使い分けているのが特徴です。ここではおすすめのギタリスト12人とCDを紹介します。

Pat Metheny(パット・メセニー)

メロディーセンスやソロの組み立て方など、どれもキャッチーで思わずコピーしたくなります。現代で最も多くのギタリストに影響を与えています。

John Scofield(ジョン・スコフィールド)

極端な後ろノリやディミニッシュスケールを使ったアウトフレーズが特徴。ストレートアヘッドなジャズからジャムバンドまで幅広く活動しています。

John Abercrombie(ジョン・アバクロンビー)

コーラスをかけてウネウネ感たっぷりの音色と、浮遊してるかのようなタイム感が特徴。ギターシンセを使った演奏も随所で聞けます。

Mike Stern(マイク・スターン)

ディレイを使った音色が特徴で、サックスのようなフレージング、盛り上がるとディストーションを使ったロックな音色を混ぜることもあります。

Adam Rogers(アダム・ロジャース)

サウンドはパットメセニーに近いですが、ピッキングテクニックや4thを使ったフレージングはニューヨークーの最先端を感じさせてくれます。安定したタイム感も圧巻です。

Jonathan Kreisberg(ジョナサン・クライスバーグ)

ロックギターの影響を感じさせるオルタネイトピッキングでの速弾きや、同音型パターンを使ったフレーズが特徴的です。

Jesse Van Ruller(ジェシ・ヴァン・ルーラー)

各音がはっきりと聞こえるクリアーな音色はとても心地よく、演奏も伝統派を踏襲しながらも独自のアイデアを取り入れています。

Peter Bernstein(ピーター・バーンスタイン)

王道でありながら、その甘いトーンと音の選び方、フレージングなどに近代派が色濃く出ています。

Kurt Rosenwinkel(カート・ローゼンウィンケル)

メロディー、ハーモニーから伝わる作曲センスや、シンプルでありながらも独特の雰囲気のあるアドリブ、エフェクターを駆使したサウンドは最先端そのものです。

Lage Lund(ラーゲ・ルンド)

ノルウェイ出身でありながら、ニューヨークのサウンドを牽引しているギタリストの一人。音使い、フレージング、どれも現代的なアプローチをしています。

Mike Moreno(マイク・モレーノ)

ニューヨークの最先端サウンドを体現しているギタリストの一人。サウンド、フレージング、全てが洗練されています。

Julian Lage(ジュリアン・ラージ)

近代派の中でも特異な存在で、他のギタリストが管楽器やピアノから影響を受けているのに対し、ギターらしさをとことんまで追求しているのが特徴です。

好きなギタリストを見つけたら

とことん研究していきましょう。使っているギターやピック、エフェクター、アンプなどの機材や、スタンダードでのフレージングやオリジナル曲の分析など。近代派のギタリストの中にはスカイプでのレッスンやメールでのやり取りができることもあるので、積極的に連絡してみてください。また自己名義のアルバム以外にも、サイドマンとして参加しているアルバムを探して、どんなプレイをしているのかを聴くのも楽しめます。また一人のギタリストにこだわらず、曲はこのギタリストが好き、アドリブはこのギタリスト、リズムギターはこのギタリストなど、いろいろなギタリストから好きな所だけを研究するのもおすすめです。そして自分の好きなものをどんどん吸収してみてください。

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