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コード進行

MP3を再生 カラオケ(4コーラス)

1~4小節目
5~8小節目
9~12小節目
13~16小節目
17~20小節目
21~24小節目
25~28小節目
29~32小節目

まずはコード進行を分析して各コードの機能や使えるスケールを調べてみましょう。
コード進行は、「曲のKey→各コードの機能→使えるスケール」、という順番で分析していくのが簡単です。
それでは曲のKeyをみていきましょう。

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Key(調)

Keyは調号から判断することができます。
調号

この進行には「♭」が1つ付いているので、FメジャーかDマイナーという事になります。
終わりの小節をみるとFへのII-V-I があるので、

Gm7-C7-FM7

Key=Fメジャーが最適です。
では次にFメジャーのダイアトニックコードを見てみましょう。

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Fメジャースケールのダイアトニックコード

Fメジャーダイアトニックコード

これらのコードがFメジャーKeyから作られます。
この曲のほとんどは、FメジャーKeyのII-V-I で成り立っていますが、
IIm7ではなくIIm7(b5)を使っているところがあります。

Gm7(b5)

マイナーKeyのII を使うことで、一瞬マイナーKeyに転調したと思わせるトリック的な手法で
ジャズでは良く使われます。
この他、12~16小節目はKey=Aメジャーに転調しています。

KeyAに転調
KeyAに転調

これらを踏まえて使えるスケールをみていきましょう。

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使用できるスケール

1~4小節目

5~8小節目

9~12小節目

13~16小節目

17~20小節目

21~24小節目

25~28小節目

29~32小節目

上記はアドリブ例での演奏を元にした使えるスケールの一例ですが、
スケールが分かっただけではジャズらしいアドリブができません。
ジャズらしいアドリブをするためには、コード進行の響きを覚える+スケールの響きを覚える
+ジャズらしい音使いを覚える、の3つのステップが必要です。
そこで、この曲でよく出てくるGm7(b5)-C7-FMa7を例に
アドリブ練習方法をみていきましょう。

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Gm7(b5)-C7-FMa7アドリブ 練習

この曲の特徴はIIm7(b5)-V7-IMa7という、メジャーII-V-I のIIをIIm7(b5)にしているコード進行です。
m7をm7(b5)にすることで、マイナーキーへ転調したように聴かせ、コード進行の響きを新鮮にしています。
まずはコード進行の響きを覚えこませましょう。
そのためにはコードトーンを弾くのが効果的です。早速各コードのルートから弾いてみましょう。
ここでは3rdポジション(人差し指を3フレットに置いて弾ける範囲)で練習します。

MP3を再生各コードのルートからのコードトーン
Gm7(b5)-C7-FMa7コードトーンEX1

コードトーンの響きはジャズらしいアドリブの基本となります。
慣れてれてきたらよりスムーズな音の流れをつくれるよう、
一番近い次のコードのコードトーンへつなげて弾いてみましょう。

MP3を再生一番近い次のコードのコードトーンへつなげる練習
Gm7(b5)-C7-FMa7コードトーンEX2
Gm7(b5)-C7-FMa7コードトーンEX2-2

コードトーンでコード進行の響きを覚えたらスケールの響きを覚えましょう。
それぞれGロクリアン#2、Cドミナントディミニッシュ、Fメジャースケールを使います。
練習方法はコードトーンと同様に、まずはルートから。
慣れて来たら一番近い次のコードのスケールへつなげます。

MP3を再生V7でドミナントディミニッシュを使ったスケール練習
Gm7(b5)-C7-FMa7スケールEX1

MP3を再生一番近い次のコードのスケールにつなげる練習
Gm7(b5)-C7-FMa7スケールEX2
Gm7(b5)-C7-FMa7スケールEX2-2

上記はC7をメジャーキーのV7と解釈してドミナントディミニッシュスケールを使いましたが、
マイナーキーのV7と考えてオルタードスケールを使うこともできます。

メジャーV-I

マイナーII-V

それではオルタードスケールの響きを覚えてみましょう。

MP3を再生V7でオルタードを使ったスケール練習
Gm7(b5)-C7-FMa7スケールEX3

一番近い次のコードのスケールにつなげる練習もしましょう。

MP3を再生一番近い次のコードのスケールにつなげる練習
Gm7(b5)-C7-FMa7スケールEX4
Gm7(b5)-C7-FMa7スケールEX4-2

V7ではオルタードやドミナントディミニッシュスケールを自由に組み合わせて使うことが出来るので
それぞれのスケールの響きを覚えておくとアドリブの幅が広がります。

コードトーンでコード進行の響き、スケールで使える音の響きを覚えたら今度はリックを使って、
ジャズらしい響きを覚えていきましょう。
メジャーII-V-I のIIをIIm7(b5)のリックに変えて使う方法と、マイナーII-V-I リックの解決音を
メジャーに変える(IM7のコードトーンに解決しているときはそのまま使う)方法、
の2つの方法でリックを使うことができます。
このサイトで紹介しているリック(メジャーII-V-I 、マイナーII-V-I)を例に作ってみましょう。

MP3を再生 メジャーII-V-I ポジション5リック5のIIm7をマイナーII-V-I ポジション5リック1のIIm7(b5)に変えた例
リック1

MP3を再生 マイナーII-V-I ポジション5リック2の解決音をメジャーに変えた例
リック1

いかがですか?
コードトーンやスケールと違って、リックは弾くだけでジャズらしく聴こえると思います。
それぞれの練習に慣れて来たらアドリブしてみましょう。
最初はコードトーンだけを使ったアドリブ、次にスケールの音を加えて、
最後にリックを混ぜてアドリブしてみましょう。

MP3を再生 コードトーン、スケール、リックを使ったアドリブ練習例
アドリブ練習1~4小節目
アドリブ練習5~8小節目
アドリブ練習9~12小節目
アドリブ練習13~16小節目
はじめはうなかなか思うようにいかないかもしれませんが、
何度も練習しているうちに出来るようになってくるので、
あきらめずに続けてみてください。
3rdポジションに慣れて来たら他のポジションでも練習してみてください。
それぞれのコード進行で同様のプロセスを行ったら、最後に1曲を通してアドリブしてみましょう。

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アドリブ例

Fメジャースケールを中心に、II-V-I リック、コードトーンを使ったアドリブ例を
2コーラス音源にしました。1コーラス分は譜面にしてありますので合わせて参考にしてみて下さい。
(譜面はアーティキュレーションや細かいニュアンス等を省略しています。)

MP3を再生 アドリブ例
アドリブ例1-4小節目
アドリブ例5-8小節目
アドリブ例9-12小節目
アドリブ例13-16小節目
アドリブ例17-20小節目
アドリブ例21-24小節目
アドリブ例25-28小節目
アドリブ例29-32小節目

練習のとき大切なのは必ず歌いながら演奏することです。
最終的にアドリブは自分の頭の中に鳴った音を弾くことになります。
自分の頭の中にジャズらしい響きを取り入れるのは歌いながら練習するのが一番効果的です。
完璧な音程で歌う必要は無く、「ラララ~」や「フンフンフン~」と鼻歌程度で構いません。
自分の弾いている音を頭の中でイメージできるかどうかが重要です。
「頭の中の音のイメージ」を意識しながら練習してみてください。

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