いきなりネック上全体を使ってアドリブするのは大変なので、
まずは練習するポジションを決めます。
ここでは8thポジション(8フレット付近)を例に、Cマイナーペンタトニックスケールの
指板上の配置を確認して弾いてみましょう。
次にCブルーススケール(このサイトでは、マイナーペンタトニックスケールに、ブルーノートの
b5を加えたスケールのこと)のポジションを確認して弾いてみます。
このように、上記2つのスケールはマイナーブルースを通して弾く事が出来ます。
早速アドリブするのですが、ただスケールを弾いているだけではあまりカッコよく
なりません。
そこで、よく使われるペンタトニックのパターンを弾いてみましょう。
パターン1
パターン2
パターンは上行、下行ともたくさんあるので、実際に作って弾いてみて下さい。
スケールをただ弾くのではなく、そのスケールのパターンを弾く事によって、
いろいろなアイデアを得る事が出来ます。
では2つのスケールを使ってアドリブしてみましょう。
Cマイナーペンタトニックスケール+Cブルーススケールを使ったアドリブ例
マイナーペンタトニックスケール、ブルーススケールを使ってアドリブしましたが、
よりジャズらしくアドリブするにはどうしたらいいでしょうか?
それにはバックのコード進行を意識して弾く事が必要になります。
そこでここでは、コード進行を意識するためにコードトーンを覚えていきましょう。
まずは各コードの8thポジションでのコードトーンの位置を確認しましょう。
| Cm7 | Fm7 | A♭7 | G7 |
コードトーンの位置が確認できたら、覚える練習をします。
コード進行を鳴らしながら各コードのルートから弾き始めてください。
この練習は、コードとコード進行の響きを頭の中に入れるのに役立ちます。
コードトーン練習1
各コードのルートから弾くのに慣れてきたら、今度は次のコードのコードトーンに
一番近い音を弾いていく練習をします。
この練習で確実にコードトーンの位置を覚えることが出来ます。
コードトーン練習2
この練習は、コードトーンの位置がしっかり見えるようになるまで繰り返し続けてください。
コードトーンの位置がみえてきたら、コードトーンだけを使ってアドリブしてみましょう。
コードトーンでのアドリブで重要なのは歌えるフレーズを弾く事です。
歌いながらギターを弾いてアドリブしてみて下さい。
いかがですか?少しジャズらしくなった気がしませんか?
ここまで出来たら、スケールとコードトーンを組み合わせてアドリブしてみましょう!
ここでは、マイナーペンタトニックスケール、ブルーススケール、コードトーンを使って
アドリブしてみます。
いきなりカッコよく弾こうと思っても、なかなか上手くいきません。
そこで、ジャズらしいリックを覚えて自分のアドリブに取り入れてみましょう。
紹介しているリックを全て覚える必要はありません。
自分で弾いてみて気に入ったものだけを覚えてください。
もし気に入るリックが無かったら、自分で作ったり、お気に入りの
ギタリストのCDからコピーして覚えてみてください。
一つでもリックを覚えたら、曲の中で使っていきましょう。
それでは今までのまとめとして、全てを含めてアドリブしてみましょう。
マイナーペンタ、ブルーススケール、コードトーン、リックを使ったアドリブ例
ギターネック上の音の配置はポジションに分けて覚えるのが効果的です。
ここではCマイナーペンタトニックの全ポジションを確認しましょう。
1stポジション
3rdポジション
5thポジション
8thポジション
10thポジション
今回は8thポジションで練習してきましたが、同じ練習を残りのポジションでも行ないます。
強制的に1つのポジションで練習していくと、自分の苦手なポジションも克服できます。
各ポジションに対してそれぞれリックを作っておくことも重要です。
もちろん同じリックをいろいろなポジションで弾く方法も練習になります。
リックを各ポジションで覚えてきたら、それをすべてつなげて、5つのポジション全てに
またがる長いリックを作ってみてください。
これはネック全体を覚えるのに役立ちます。
また、一度に全部覚えようとせず、覚えたポジションから少しずつとなりのポジションの
音を覚えてい方法もあります。
例えば8thポジションだと、5、6弦、1、2、3弦が隣のポジションに移り易いポイントです。
8thポジションから隣のポジションに移動する場合
赤で囲った位置が移り易いポイントです。
アドリブ例でもところどころ赤で囲った部分でポジション移動しています。
このように1つのポジションをマスターしたら、少しずつ隣のポジションに
移動していくのも効果的です。
ゆっくり確実に全てのポジションを覚えてみてください。