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ジャズブルースの作り方

1 ブルース進行
2 ブルース進行の機能
3 II-V-I 進行を組み入れる
4 ディミニッシュを組み入れる
5 I-VI-II-V 進行を組み入れる
6 ジャズブルース進行

ジャズブルースのコード進行

ジャズでは管楽器と演奏することが多いので、F、Eb、BbなどのKeyが好まれます。ここではKey=Bbでコード進行を紹介します。

Bbブルース進行

これがブルースのコード進行です。このコード進行を順を追ってジャズらしくしていきましょう。

ブルース進行の機能

まずはブルース進行を機能別に分けてみましょう。

Bbブルース進行

Tonic(トニック)は安定な響きを感じさせる機能を指します。Keyの中心的なコード、主にI コードが使われます。

SubDominant(サブドミナント)は不安定な響きを感じさせるもの。主にIVコードが使われます。

Cadence(ケーデンス)は終止形とよばれ、不安定なコードから安定するコードへ向かう機能のことです。

ブルースで使われるコード進行のパターンはいくつもありますが、それらは全て上記の機能を元に作られています。それではブルースのコード進行を少しずつジャズらしくしていきましょう。

II-V-I 進行を組み入れる

ジャズではII-V-Iと進むコード進行が良く使われるので、ブルース進行にもII-V-Iを加えてみましょう。

まずは、V-I 進行になっている所を探し、V の前にII を付け足してみます。ブルースの4~5小節目が、Bb7からEb7にV-I 進行しているので、4小節目のBb7の前にFm7コードを付け足します。
ジャズブルース1~4小節目
II-Vはケーデンスとしても使えるので、ブルース進行の9~12小節目をBb7へ向かうII-Vにしてみましょう。
ジャズブルース9~12小節目
9小節目がCm7になったので、今度は8小節目からスムーズにCm7へつなげる為、
Cm7に対してのVであるG7を使ってみましょう。
ジャズブルース5~8小節目
このままでもいいですが、G7をII-Vにすることも可能です。
ジャズブルース5~8小節目
それでは、II-V-I を組み入れたブルース進行を聴いてみましょう。

Bbブルース進行にII-Vを加えた進行

いかがですか。ジャズらしくなった感じがしませんか。次はディミニッシュコードを加えてみましょう。

ディミニッシュを組み入れる

IVコードからIコードに進行する時、IコードへのアプローチコードとしてIV#dim7を入れることができます。

ジャズブルース5~8小節目ディミニッシュコードを使った例

またこの時、ベースラインの進行をスムーズにするため、Bb7コードをBb7/Fとする場合もあります。

ジャズブルース5~8小節目ディミニッシュコードを使った例2

I-VI-II-V 進行を組み入れる

最後の11~12小節目に、曲の頭にスムーズに戻れるようI-VI-II-V入れることができます。

ジャズブルース9~12小節目にI-VI-II-Vを加えた例

以上でジャズブルースが出来上がりました。それでは完成した譜面をみてみましょう。

ジャズブルース進行

ジャズブルースのコード進行

ブルースと比べてみるとコードが増えジャズらしく聴こえませんか。ジャズブルースの進行はジャムセッションでも定番なので覚えておきましょう。

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