ジャズブルースの作り方
1 ブルース進行
ジャズブルースのコード進行
ジャズではホーン楽器と演奏する事が多いので、F、E♭、B♭などのKeyが好まれます。
ここではKey=B♭でコード進行を紹介します。
これがブルースのコード進行です。
ブルースの特徴は、12小節で1コーラスになっていること、
3つのコードで成り立っていることの2つです。
このシンプルなコード進行を、順を追ってジャズらしくしていきましょう。
1 ブルース進行
ジャズではホーン楽器と演奏する事が多いので、F、E♭、B♭などのKeyが好まれます。
ここではKey=B♭でコード進行を紹介します。
これがブルースのコード進行です。
ブルースの特徴は、12小節で1コーラスになっていること、
3つのコードで成り立っていることの2つです。
このシンプルなコード進行を、順を追ってジャズらしくしていきましょう。
まずは、ブルース進行を機能別に分けてみましょう。
Tonic(トニック)は安定な響きを感じさせる機能を指します。
Keyの中心的なコード、主にI コードが使われます。
SubDominant(サブドミナント)は不安定な響きを感じさせるもの。
主にIVコードが使われます。
Cadence(ケーデンス)は終止形とよばれ、不安定なコードから
安定するコードへ向かう機能の事です。
ブルースで使われるコード進行のパターンはいくつもありますが、
それらは全て上記の機能を元に作られています。
それではブルースのコード進行を少しずつジャズらしくしていきましょう。
ジャズではII−V−I と進むコード進行が良く使われるので、ブルース進行にも
II−V−I を加えてみましょう。
まずは、V−I 進行になっている所を探し、V の前にII を付け足してみます。
ブルースの4〜5小節目が、B♭7からE♭7にV−I 進行しているので、
4小節目のB♭7の前にFm7コードを付け足します。
ブルース進行の9〜12小節目はF7−E♭7のCadenceを使ってB♭7に
進行していますが、II−V を使ったCadence、Cm7−F7という進行に代えます。
すると9小節目がCm7になりました。
そこで、今度は8小節目からスムーズにCm7へつなげる為、Cm7に対してのVであるG7を組み込みます。
このままでもいいですが、G7の前にDm7を加えてさらにII−V を作る事も可能です。
それでは、II−V−I を組み入れたブルース進行を聴いてみましょう。
いかがですか?だいぶジャズらしくなった感じがしませんか?
次はディミニッシュコードを加えてみましょう。
IV コードから I コードに進行する時、VI♯dim7コードを入れることが出来ます。
またこの時、ベースラインの進行をスムーズにするため、B♭7コードを
B♭7/Fとする場合もあります。
最後の11〜12小節目に、曲の頭にスムーズに戻れるよう、
I−VI−II−V 進行を組み込みます。
以上でジャズブルースが出来上がりました。
では完成した譜面をみてみましょう。
ブルースと比べてみると、コードが増えよりジャズらしくなっていませんか?
ジャズブルースの進行はジャムセッションでも定番なので、覚えておきましょう。