ギターのネック上の音の配置を一度に覚えようとしてもかなり困難です。
そこで、一つポジションを決めて、そこを完全に網羅してから次へ移る、
という方法が覚えやすく効果的です。
まずはギターネック上のCメジャースケールを音名で見てみましょう。
Cメジャースケール
ここでは5thポジションを使って練習していきましょう。
Cメジャースケール5thポジション
(4弦9フレット、3弦4フレットのB音はどちらを使ってもかまいません。)
5thポジションで弾ける音程の範囲(6弦5フレットA〜1弦8フレットC)は、
と、なります。
いきなりはじめから全ての音を使って練習するのは大変なので、
各弦ずつで覚えて行きましょう。
まずは2弦のE、F、G、の3音を使って練習してみます。

それでは早速譜面を弾いてみましょう。
譜例1

はじめは1音ずつ確認しながら弾いて、分かってきたらテンポに合わせて弾いてみましょう。
次は3弦のC、D、の2つの音を足してみます

音の位置を確認したら、2弦と合わせて次の譜面を弾いてみましょう。
譜例2

ここでも1音ずつ確認しながら弾いていきましょう。音名を声に出しながら弾くのも効果的です。
次はB音を加えます。B音は先ほども書きましたが、3弦4フレット、4弦9フレット、
どちらを使ってもかまいません。前後の音から弾きやすい方を選んで弾いてください。

では次の譜面を弾いてみましょう。
譜例3

慣れてきたら速いテンポでも練習して下さい。
次は4弦のG、Aを加えてみます。

今までのと合わせて次の譜面を弾いてみましょう。
譜例4
だんだん音が多くなってくるので、確実に覚えていきましょう。
次は5弦のD、E、Fを加えてみます。
では次の譜面を弾いて見ましょう。
譜例5
次は6弦のA、B、Cです。
それでは次の譜面を弾きましょう。
譜例6
最後に1弦のA、B、Cを加えましょう。
最後は8小節の譜面に挑戦してみましょう。
まずは音を確認してからいろいろなテンポで弾いてみましょう。
譜例7
このようにして他のポジションでも同じように練習してください。
いきなり全部をやろうとせず、少しずつ毎日行なった方が効果的です。
より実践に近づけるため、リズム付きの音符を読んでみましょう。
まずは8分音符を使った簡単なものからです。
譜例1
譜例2
譜例3
譜例4
譜例5
8分音符に慣れてきたら16分音符にも挑戦してみましょう。
譜例6
譜例7
譜例8
譜例9
譜例10
16分音符が混ざってくると途端に難しくなりますが、焦らず取り組んでください。
ある程度弾けるようになったら、ジャズスタンダードやクラシックの曲の譜面を弾くのが練習になります。
練習時にはメトロノーム等のリズムの取れるものを使って、遅いテンポ、速いテンポなど
いろいろなテンポで練習してみて下さい。
ジャズでは臨時記号が非常によく使われるので、ここで慣れておきましょう。
まずは1弦、♯から。
B#は読みづらいためあまり使われませんが、弾けるようにしておきましょう。
(臨時記号の効果の説明は楽譜の基礎ページを参考にして下さい。)
次は♭です。
C♭は読みづらいためあまり使われませんが、弾けるようにしておきましょう。
次は2弦です。
E#は読みづらいためあまり使われませんが、弾けるようにしておきましょう。
2弦臨時記号♭の譜読み
F♭は読みづらいためあまり使われませんが、弾けるようにしておきましょう。
次は3弦です。
B#は読みづらいためあまり使われませんが、弾けるようにしておきましょう。
3弦臨時記号♭の譜読み
C♭は読みづらいためあまり使われませんが、弾けるようにしておきましょう。
次は4弦です。
次は5弦です。
E#は読みづらいためあまり使われませんが、弾けるようにしておきましょう。
5弦臨時記号♭の譜読み
F♭は読みづらいためあまり使われませんが、弾けるようにしておきましょう。
最後に6弦です。
B#は読みづらいためあまり使われませんが、弾けるようにしておきましょう。
C♭は読みづらいためあまり使われませんが、弾けるようにしておきましょう。
これで臨時記号は終了です。他のポジションでも練習してみて下さい。
譜面を読むときは、まずテンポ、調号、拍子記号をチュックします。
次に、ギターで弾くポジションを決めます。
決め方は、その曲で出てくる一番高い音と、一番低い音をチェックして、
そこから1つのポジションで弾ける場所を探します。
今回の譜面の場合、一番高い音はシ♭、低い音はラ♭なので、5thポジションで
弾けるのが分かります。
1つのポジションで弾けない場合は、どこでポジション移動すればいいかを判断します。
次の譜面の場合は、3小節目1拍目裏のドで5thポジションから3rdポジションに移ります。
ポジションの移動は人それぞれやりやすい方法があるので、いろいろな曲を弾いて、
自分の弾きやすいポジションチェンジの方法を見つけておくと効果的です。
ここまでくれば、あとは練習するのみです。毎日5分でも譜読みの練習をしておくと
1年後にはかなり成長しているはずです。あせらず、じっくり取り組んでみて下さい。