このようにDmi7が続く進行で使えるスケールは、Dマイナーペンタトニック、
Dブルース、Dドリアン、Dメロディックマイナーがあります。
まずはそれぞれのスケールを弾いてみましょう。
(5フレット付近で弾けるポジションで紹介しています)
Dメロディックマイナースケール+フレーズ
これらのスケールに慣れてきたら、アウトさせてみましょう。
アウトさせる手段として多く使われているのが、
コードに対して半音上のスケールを組み入れる方法です。
Dmi7コード上ではDマイナーペンタトニックが使えますが、
アウトさせる場合、半音上のD♯マイナーペンタトニックスケール
を使います。
まずD♯マイナーペンタトニックスケールを弾いてみましょう。
Dmi7コード上でD♯マイナーペンタトニックスケールを使った例
いかがですか?
バックのコードに合っていない、アウトしている感じに聞こえませんか?
このままでは、ただアウトするスケールを弾いているだけで、面白く
ありません。
そこで今度は、前後にDマイナーペンタトニックスケールのフレーズ
を入れてアドリブしてみましょう。
いかがでしょうか?
この例では、はじめDマイナーペンタでインサイド(コードに合った)フレーズを弾き、
耳をDマイナーにしておいて、途中でD♯マイナーペンタを弾いています。
アウトさせると、「おっ!なんだ?」と感じませんか?
そして、アウトさせた後はまたDマイナーペンタに戻って、安定させています。
こうする事により、一層「アウト感」を引き立てることが出来ます。
フレーズをアウトさせる時に注意しなければいけないのは、
始め方と終わり方です。
アウトさせるフレーズをどこから弾くか、
アウトさせた後、元のKeyに戻っているか
の2つさえしっかり出来れば何を弾いても問題ありません。
自分の演奏を録音して色々研究してみてください。
最も簡単な使用法は、メジャートライアドのフレーズを好きなように
平行移動させて使う方法です。
Dmi7コードはFメジャートライアドが含まれているので、
Fメジャートライアドが使えます。
まずは5〜8フレットで弾けるFメジャートライアドの位置を覚えましょう。
Fメジャートライアド
それでは、よく使われるフレーズを弾いてみましょう。
フレーズ1
このフレーズを1フレットずつ平行移動させてみます。
フレーズ1を平行移動させた例
etc〜
このままだとあまりにも唐突過ぎるので、前後にDマイナーペンタトニックスケールを
組み合わせてアドリブしてみましょう。
もう一つよく使われるフレーズを弾いてみましょう。
フレーズ2
このフレーズを1フレットずつ平行移動させてみます。
フレーズ2を平行移動させた例
1フレットずつではなく、2フレット、3フレットずつ平行移動させて使っても
面白いフレーズが作れます。
パターン1の時と同じく、前後にDマイナーペンタトニックを組み入れて
アドリブしてみましょう。
例ではDマイナーペンタトニックを組み入れてアドリブしましたが、Dドリアンスケール、
Dメロディックマイナースケールを組み入れても構いません。
この方法はリハーモナイズとも呼ばれ、元の進行に対して異なった
進行を想定してアドリブする事が出来ます。
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を想定したアドリブ例1
これはよく使われるもので、アウト感はさほどありませんが、演奏の幅を広げられます。
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を想定したアドリブ例2
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に対し半音上の
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をつける方法で、アウトした感じが出せます。
コードがマイナー3度ずつ上昇するのを想定したアドリブ例
これは、かなり色濃くアウト感を出せる方法です。が、上手くアドリブするのが
難しい方法です。
紹介した例以外にも、自分の好きなコード進行を想定してアドリブする事が出来ます。
かっこいいと思った進行はどんどん組み込んで、研究してみて下さい。