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Dm7(b5)コードでのアドリブ

1 コードフォームとバッキング
2 ロクリアンナチュラル2スケールを使ってみよう
3 アプローチノートを使ってみよう
4 アドリブ例

コードフォームとバッキング

Key=CマイナーでDm7(b5)がずっと続くコード進行を練習します。
Dmi7(b5)4小節
Dm7(b5)の響きを覚えるためにコードを弾いてみましょう。

5弦ルートDm7(b5)5弦ルートDmi7(b5)
6弦ルートDm7(b5)6弦ルートDmi7(b5)

コードが弾けるようになったらバッキングトラックを作ってみてください。シーケンサー等に打ち込んでもいいですが、自分で作るほうが練習にもなるのでおすすめです。バッキングのパターンはいくつかあるので、自分の好きなものを選んで弾いてみましょう。

リズムパターン14分音符+8分音符
リズムパターン22分音符+8分音符
4分刻み4分音符
ウォーキングベース 2分音符+8分音符

音源は指弾きになっていますが、もちろんピックを使っても構いません。また、テンポも自由に変えてみてください。(音源は4分音符=120)遅め、普通、速め、の3種類のテンポでバッキングを作っておくと練習する時に便利です。バッキングトッラクが作れたらアドリブしてみましょう。

ロクリアンナチュラル2スケールを使ってみよう

アドリブするといっても、闇雲に音を選んでいたのではなかなか上手くなりません。そこでまずはアドリブの材料となるスケールを見ていきましょう。

Key=CマイナーのDm7(b5)で使えるスケールは、DロクリアンスケールとDロクリアンナチュラル2スケールの2つがあります。ここではロクリアンナチュラル2スケールを使って練習します。

2ndポジション(2フレット付近)でスケールを弾いてみましょう。

Dロクリアン2スケール2ndポジション

いかがですか?バックに合ったサウンドがしませんか。ただ、スケールをそのまま弾いただけではアドリブらしくなりません。そこで、Dロクリアンナチュラル2スケールからできるリックを覚えてみましょう。

リック1Dmi7(b5)ロクリアンナチュラル2リック1
リック2Dmi7(b5)ロクリアンナチュラル2リック2
リック3Dmi7(b5)ロクリアンナチュラル2リック3
リック4Dmi7(b5)ロクリアンナチュラル2リック4
リック5Dmi7(b5)ロクリアンナチュラル2リック5

いかがですか。スケールをただ弾くだけよりも音楽的に聴こえませんか。リックを覚えたら、今度はそれをアドリブに活かす練習です。自然にアドリブの中に取り入れるには、リックを自由なリズムで演奏できるようにする必要があります。ここではリック3を例に自由なリズムで弾いてみます。

Dロクリアン2リック3リズム変更

いかがですか。弾く位置を変えるだけでも違った雰囲気になっていませんか。3小節目のように3連符を混ぜるのも効果的です。

リズムの変化ができてきたら、今度はスケールと組み合わせて使います。はじめは8分音符を使ってつなげて、慣れてきたらリズムに変化を加えてみましょう。

Dロクリアン2リック3+スケール

いかがですか。だんだんとアドリブらしくなっていませんか。このように、ひとつのリックを変化させてスケールと組み合わせることで、アドリブの中でリックを自然に使うことができます。

それでは紹介したリックを使ってアドリブしてみましょう。

Dロクリアン2リック3+スケール

1~4小節目はリック1、4、2をつなげたもの、5~6小節目はリック3を変化させたもの、7~8小節目はリック5をそのまま使っています。リックを自然にアドリブで使う方法は様々あるので、カッコいいと思える使い方を研究してみてください。

アプローチを使ってみよう

アドリブの材料にはもう1つ、アプローチノートがあります。アプローチノートは各コードのコードトーンに対して半音や全音上、または下からアプローチする音をさします。詳しくはアプローチノートの仕組みへ)まずはDm7(b5)のコードトーンを弾いてみましょう。

Dロクリアン2スケール2ndポジション

響きを覚えたらコードトーンに対してアプローチノートを使ってみましょう。

半音下+スケール音上からのアプローチ

半音下+スケール音上からのアプローチ

スケール音上+半音下からのアプローチ

スケール音上+半音下からのアプローチ

いかがですか。アプローチノートを使うとジャズらしくなったように感じませんか。慣れてきたらアプローチノートを使ったリックを弾いてみましょう。

リック1Dm7(b5)アプローチリック1
リック2Dm7(b5)アプローチリック2
リック3Dm7(b5)アプローチリック3
リック4Dm7(b5)アプローチリック3
リック5Dm7(b5)アプローチリック4

リックを覚えたらDロクリアンナチュラル2スケールのリックと同様に、1つのリックを変化させてみてください。アプローチノートの響きとリックに慣れてきたらアドリブしてみましょう。

アプローチノートを使ったアドリブ

リック1、2、5を中心にアプローチノートを組み合わせた演奏例です。リックをアドリブに使うときは、いかに自然に聞こえるように弾くかが大切です。常に歌うような気持ちでアドリブするよう心がけてください。

アドリブ例

それでは今までのまとめとして、Dロクリアンナチュラル2スケールとアプローチノートを使ってアドリブしてみましょう。

Dm7(b5)でのアドリブ

1回のアドリブにリックを全て使う必要はありません。場合によっては1つのリックを発展させるだけでも十分アドリブすることはできます。はじめはなかなか上手くいかないかもしれませんが、諦めずに何度も練習してみてください。2ndポジションに慣れてきたら他のポジションでも練習して、ネック上全てを制覇出来たら、Dm7(b5)コードでのアドリブは完了です。

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