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コード進行

今回練習するコード進行は、キーCメジャーのローマ数字2ローマ数字5ローマ数字1(ツーファイブワン)です。
Dm7−G7−CMa75線譜

CMa7からみて、Dmi7はローマ数字2mi7、G7はローマ数字57になることからローマ数字2ローマ数字5ローマ数字1と呼ばれています。
(このサイトでは2−5−1と表記する場合もあります。)

このコード進行は多くのジャズスタンダードで使われているので、このコード進行での
アドリブ練習は、ジャズスタンダードに応用することが出来るのでオススメです。
下によく使われるコードフォームを紹介しますので、コードを弾いて
コード進行の響きを感じてみましょう。

MP3を再生 Dm7   MP3を再生 Dm9   MP3を再生 G7   MP3を再生 G13
5弦ルートDmi7コードフォー-ム     5弦ルートDmi9コードフォー-ム    6弦ルートG7    G13コードダイアグラム

MP3を再生 CMa7   MP3を再生 CMa9
CMa7コードダイアグラム    CMa9コードダイアグラム

各コードが弾けるようになったら、アドリブ練習のためのバッキングトラックを作りましょう。
ここではより実践向きに、ドラムとベースの打ち込みをバックにギターでコードを弾いてみます。

MP3を再生 打ち込みを使ったバッキング例

もちろんメトロノームをバックに作ったり、ピアノを打ち込んでコードを弾いても構いません。
自分の練習しやすい環境を作ってみてください。
バッキングトッラクが作れたらアドリブ練習です。まずは材料となるスケールを見てみましょう。

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スケールだけではジャズらしくならない?

Cメジャーキーのローマ数字2ローマ数字5ローマ数字1では次のスケールがよく使われます。

コード使えるスケール
Dm7Dドリアン、Dメロディックマイナー
G7Gミクソリディアン、Gドミナントディミニッシュ
CMa7Cメジャー、Cリディアン

しかし、使えるスケールが分かってもジャズなアドリブが弾けません。
何故でしょうか?
その原因には2つの大きな理由があります。

1・・・コード進行を意識せずにスケールを弾いてしまうこと。
2・・・ジャズらしいリック(フレーズ)を知らないで弾いてしまうこと。

この2つがスケールを知っていてもジャズらしいアドリブが弾けない原因です。
まずは、コード進行を意識するために必要なコードトーンの練習法を紹介します。

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コードトーンを弾いてみよう

コードトーンを弾く練習は、コード進行の響きを覚えるのに役立ち、また、コードに
対してのインサイドの響きを覚えるので、後にアドリブをする際、自分の出している
音が合っているのか外れているのかを識別できるようにもなります。

いきなりネック上全てのコードトーンを覚えようとすると大変なので、
ここでは、2ndポジション(2フレットに人差し指を置いて弾ける範囲)で
弾けるコードトーンに絞って紹介します。
(図のR=ルート、3=3度、5=5度、7=7度を表しています)

   MP3を再生 Dm7    MP3を再生 G7    MP3を再生 CMa7
   Dm7コードトーンダイアグラム     G7コードトーンダイアグラム     CMa7コードトーンダイアグラム

まずはネック上でコードトーンの位置がある程度見えてくるまで
弾いてみてください。
少し分かってきたら、コード進行上で弾いてみましょう。

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コードトーンの覚え方1

MP3を再生 1拍目をルートからはじめる方法1
コードトーン練習1

この方法は、今までコードトーンを使っていなかった方に最適です。
譜面では低い音から高い音に昇っていく方法ですが、もちろん高い音
から低い音へ下がっていく方法も効果的です。

MP3を再生 1拍目をルートからはじめる方法2
コードトーン練習1

8分音符が難しければ、4分音符にしてゆっくり弾いても構いません。
まずはコード進行の響きに慣れることがこの練習の目的です。
また、練習するときは必ずバックにコードを鳴らしながら行なってください。
その方がより早く「耳」で、覚える事が出来ます。
これが出来るようになったら、次の方法へ進んでみましょう。

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コードトーンの覚え方2

MP3を再生 コードトーンをスムーズにつなげる方法
コードトーン練習2

この方法は小節内の最後の音から、1番近い次のコードのコードトーン
を見つけて弾くものです。
譜面では4小節で終わらせていますが、練習時はコードトーンの配置を覚えるまで
続けて行ってください。8小節の例も書いておきます。

MP3を再生 8小節の場合
コードトーン練習2−1
コードトーン練習2−2
etc

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コードトーンを使ったアドリブ

今まではコードトーンを覚えるための練習でしたが、今度はコードトーン
を使ってアドリブする練習です。
使える音は同じで、唯一違うのは「リズムを変える」という事です。
よく使われるリズムを紹介しますので参考に使ってみてください。

  4分音符+8分音符   8分音符+付点4分音符   4分音符+3連8分音符

MP3を再生 上記3つのリズムを使ったコードトーンのアドリブ例
コードトーンアドリブ
コードトーンアドリブ8〜12小節目

次は16分音符など、色々なリズムを入れて弾いてみます。

MP3を再生 様々なリズムを使ったコードトーンのアドリブ例
コードトーンアドリブ2
コードトーンアドリブ2 8〜12小節目

いかがですか?リズムを変えただけでだいぶアドリブらしくなっていませんか?
はじめのうちは4分音符、8分音符を使った簡単なリズムを使う事から始めて、
徐々にいろいろなリズムを組み合わせて演奏してみて下さい。

ここまで出来るようになったら、CMa7コードでのアドリブDm7コードでのアドリブG7コードでのアドリブ
の各ページで覚えたリックを混ぜて練習してみましょう。

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各コードのリックを使ってみよう

まずは各コードのリックをつなげてローマ数字2ローマ数字5ローマ数字1リックを作ってみましょう。

つなぎ方は簡単です。
終わりの音に近い次のコードのリックを選んでつなげていきます。
例えば、Dドリアンスケールリック1からはじめると、Gミクソリディアンリック3、CMa7リック1につなげられます。

MP3を再生 各コードのリックをつなげた例1
Dm7-G7-CM7リック1

いかがですか?スムーズな感じがしませんか?
同じようにいくつか作ってみましょう。

MP3を再生 各コードのリックをつなげた例2
Dm7-G7-CM7リック2

MP3を再生 各コードのリックをつなげた例3
Dm7-G7-CM7リック3

MP3を再生 各コードのリックをつなげた例4
Dm7-G7-CM7リック4

MP3を再生 各コードのリックをつなげた例5
Dm7-G7-CM7リック5

つなぎ方は自由なので、カッコいいと思うつなぎ方をいくつか作ってみてください。
それが出来たら、今度はローマ数字2ローマ数字5ローマ数字1リック同士をつなげてみましょう。

どのリックも4小節目は全休符なので、そこに、今まで練習してきたコードトーンをうまく使って、
次のリックにスムーズにつながるようにアドリブしてみましょう。

MP3を再生 リック同士をつなげた例
Dm7-G7-CM7リック5
Dm7-G7-CM7リック5

いかがですか?だんだんとアドリブらしくなってるように感じませんか?
ただこのままだと、リックを使ってるだけの演奏になってしまいます。
その原因は8分音符ばかり使っているところにあります。
そこで、各リックのリズムを自由に変えて弾いてみましょう。

MP3を再生 リックのリズムを変えてつなげた例
Dm7-G7-CM7リック5
Dm7-G7-CM7リック5

いかがですか?リズムを変える事で音数が減るリックなども出て、アドリブらしく感じませんか?
ここまで出来たら、各コードのリックをコードトーンと組み合わせてアドリブしてみましょう。
コードトーン練習は2ndポジション、リックは5thポジションなので、ポジションチェンジの練習にもなります。
早速やってみましょう。

MP3を再生 コードトーンとリックを組み合わせたアドリブ
Dm7-G7-CM7リック5
Dm7-G7-CM7リック5

いかがですか?リックが自然にアドリブに組み合わされてる感じがしませんか?
紹介しているリックだけでなく、お気に入りアーティストからコピーしたリックなどを
自分なりに組み合わせてアドリブに使ってみてください。

次はよりジャズらしくするため、G7でよく使われるドミナントディミニッシュスケールを使ってみましょう。

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Gドミナントディミニッシュスケールを使ってみよう

G7でよく使われるスケールにドミナントディミニッシュスケール(コンビネーションオブディミニッシュスケール)
があります。
ジャズらしさを出すのに最適なスケールのなので、まずは弾いてみましょう。

MP3を再生 Gドミナントディミニッシュスケール

Gドミナントディミニッシュスケール

次はコードトーンの練習と同じように、コード進行上で使ってみましょう。
自然にスケールが使えるよう、終わりの音から一番近い音を探して弾く練習をします。

MP3を再生 G7でスケールを使った練習
ドミナントディミニッシュ練習1−1
ドミナントディミニッシュ練習1−2〜etc

スケールの響きになれてきたら、アドリブに取り入れていきましょう。
ただ、スケールは闇雲に使っていてもなかなかカッコよく弾けません。
そこで、Gドミナントディミニッシュスケールのリックを覚えてみましょう。

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Gドミナントディミニッシュスケールのリック

それでは早速リックを弾いてみましょう。

MP3を再生 リック1 MP3を再生 リック2MP3を再生 リック3
Gドミナントディミニッシュリック1 Gドミナントディミニッシュリック2Gドミナントディミニッシュリック3
MP3を再生 リック4 MP3を再生 リック5MP3を再生 リック6
Gドミナントディミニッシュリック4 Gドミナントディミニッシュリック5Gドミナントディミニッシュリック6

リックを覚えたらDm7リック、CM7リックとつなげてローマ数字2ローマ数字5ローマ数字1リックを作ってみましょう。

CMa7に上手くつながるリックが無いときは、無理につなげようとせず、終わりの音から
一番近いコードトーンを選んで弾きます。
コードトーンのほかに9thもよく使われるので使ってみましょう。

MP3を再生 各コードのリックをつなげた例6
Dm7-G7-CM7リック6

MP3を再生 各コードのリックをつなげた例7
Dm7-G7-CM7リック7

MP3を再生 各コードのリックをつなげた例8
Dm7-G7-CM7リック8

MP3を再生 各コードのリックをつなげた例9
Dm7-G7-CM7リック9

MP3を再生 各コードのリックをつなげた例10
Dm7-G7-CM7リック10

リックが作れたらリック同士をつなげてみましょう。今まで同様3、4小節目はCMa7のコードトーンを使います。

MP3を再生 リック同士をつなげた例
Dm7-G7-CM7リックアドリブ
Dm7-G7-CM7リックアドリブ5〜8小節目

このままだと、あまりにもリックを使ってる感が強すぎるので、リズムに変化をつけて弾いてみましょう。
今回は音の順番も少し変えてみます。

MP3を再生 リックを使ったアドリブ例
Dm7-G7-CM7リックアドリブ
Dm7-G7-CM7リックアドリブ5〜8小節目

いかがですか?Gドミナントディミニッシュスケールを使うことでよりジャズらしく感じませんか?
ここまで出来たら、今までのものを全て組み合わせたアドリブに挑戦してみましょう。

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アドリブ例

コードトーン、各コードのリック、ローマ数字2ローマ数字5ローマ数字1リックを使ってアドリブしてみましょう。

MP3を再生 Dm7-G7-CMa7でのアドリブ例

Dm7-G7-CMa7アドリブ1〜4小節目
Dm7-G7-CMa7アドリブ5〜8小節目
Dm7-G7-CMa7アドリブ9〜12小節目
Dm7-G7-CMa7アドリブ13〜16小節目
Dm7-G7-CMa7アドリブ17〜20小節目
Dm7-G7-CMa7アドリブ21〜24小節目
Dm7-G7-CMa7アドリブ25〜26小節目
Dm7-G7-CMa7アドリブ27〜29小節目
Dm7-G7-CMa7アドリブ30〜32小節目

アドリブするときに大切なことは、歌いながら弾くことです。
はじめはなかなか上手くいかないかもしれませんが、あきらめずに練習を続けてみてください。
ネック上全てのポジションでアドリブ出来るようになったら、Dm7-G7-CMa7でのアドリブは
完成です。