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メジャースケールでのダイアトニックコード

Cメジャースケールを例に見てみましょう。
MP3を再生 Cメジャースケール
Cメジャースケール

C~Bの各音に一つおきに音を積み上げていきます。
Cの場合
Cメジャースケール1音おき積み上げ

同様に残りの各音も積み上げていくと、ダイアトニックコード出来上がります。

MP3を再生 Cメジャースケールから派生するコード
Cメジャーダイアトニックコード

ダイアトニックコードはローマ数字の

ローマ数字1 ローマ数字2 ローマ数字3 ローマ数字4 ローマ数字5 ローマ数字6 ローマ数字7

を使って表されます。
メジャーダイアトニックコードの場合、

ローマ数字1Ma7(いちどメジャーセブン) ローマ数字2mi7(にどマイナーセブン) ローマ数字3mi7(さんどマイナーセブン)

ローマ数字4Ma7(よどメジャーセブン) ローマ数字57(ごどセブン) ローマ数字6mi7(ろくどマイナーセブン)

ローマ数字7mi7(♭5)(ななどマイナーセブンフラットファイブ)

となります。

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コードの性質

各ダイアトニックコードにはそれぞれ特有の性質があります。
・落ち着いた感じのトニックコード
・不安定な感じのドミナントコード
・どちらにも属さない中間的なかんじのサブドミナントコード
この3種類に分けることが出来ます。

まず次の例を聞いてみてください。
MP3を再生 G7-CMa7
G7-CMa7
CMa7コードで安定した感じがしませんか?
今度はG7だけを聞いてみてください。

MP3を再生 G7-G7
G7
次のコードに行きたい、という不安定な感じがしませんか?

MP3を再生 CMa7-FMa7
CMa7-FMa7
FMa7コードは、このままでも、CMa7に戻っても平気な中間的
感じがしませんか?
この事から、メジャーダイアトニックコードでは

ローマ数字1Ma7」がトニックコード、「ローマ数字4Ma7」がサブドミナントコード、

ローマ数字57」がドミナントコードになります。

では残りのコードはどうなるのでしょうか?
実はそれぞれトニック、サブドミナント、ドミナントに分類する事が出来ます。
それではトニックコードに分類されるものから見て行きましょう。

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トニックに分類されるコード

Cメジャーダイアトニックコード

CMa7を基準に、残りのコード(ローマ数字4 ローマ数字5以外)から響きの

似ているものを探してみましょう。
するとEmi7の構成音がCMa7と似ている事に気づきます。
CMa7とEmi7

さらに、Ami7の構成音もCMa7と似ている事が分かります。
CMa7とAmi7

では実際のコード進行を聞いて確認してみましょう。

MP3を再生 元のコード進行
CMa7-Dmi7-G7
もし、Emi7とAmi7がトニックの性質を持っていれば、2小節目のCMa7を
Emi7、Ami7に変えることが出来る、ということになります。
分かりやすくするためベースラインは変えずコードだけを変えた演奏を
聞いてみましょう。

MP3を再生 2小節目をEmi7にしたコード進行
CMa7-Emi7-Dmi7-G7

MP3を再生 2小節目をAmi7にしたコード進行
CMa7-Ami7-Dmi7-G7

いかがですか?
CMa7をEmi7、Ami7に変えても違和感無く聞こえたでしょうか?

この事から、Emi7(ローマ数字3mi7)とAmi7(ローマ数字6mi7)はトニックの性質を持っているという事が出来ます。
また、Emi7(ローマ数字3mi7)とAmi7(ローマ数字6mi7)はCMa7(ローマ数字1Ma7)の代わりに使える事から、
CMa7(ローマ数字1Ma7)の「代理コード」と呼ばれています。

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サブドミナントに分類されるコード

Cメジャーダイアトニックコード

今度は、FMa7(ローマ数字4Ma7)を残りのコードと比べてみましょう。

すると、Dmi7が似たような構成音を持っている事が分かります。
FMa7とDmi7

もう1つ、Ami7も似た構成音を持っています。
FMa7とAmi7の共通音
それではコード進行で確認してみましょう。
MP3を再生 元のコード進行
CMa7-Emi7-Dmi7-G7

MP3を再生 3小節目をDmi7にしたコード進行
CMa7-Emi7-Dmi7-G7

MP3を再生 3小節目をAmi7にしたコード進行
CMa7-Emi7-Dmi7-G7

いかがですか?違和感無く聞こえませんか?

この事から、Dmi7(ローマ数字2mi7)とAmi7(ローマ数字6mi7)はサブドミナントの代理コードになります。
Ami7はトニック、サブドミナント両方の代理コードになりますが、
トニックの代理として使われることが多いです。

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ドミナントに分類されるコード

Cメジャーダイアトニックコード

G7(ローマ数字57)を残りのコードと比べてみます。

すると、Bmi7(♭5)が似たような構成音を持っている事が分かります。
G7とBmi7(b5)の共通音

それではコード進行で確認してみましょう。
MP3を再生 元のコード進行
Dmi7-G7-CMa7-Ami7

MP3を再生 2小節目をBmi7(♭5)にしたコード進行
Dmi7-G7-CMa7-Ami7

いかがですか?違和感無く聞こえたでしょうか?
この事から、Bmi7(♭5)(ローマ数字7mi7)はドミナントの代理コードになります。
もう1つ、Emi7も似たような構成音を持っていますが、ドミナントで重要な
3度と7度のうち、7度が含まれていないため、代理コードにはなりません。
G7の代理にEmi7が使えない理由

これで全て分類できました。それでは分類をまとめてみましょう。

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各コードの分類表

ダイアトニックコードの分類

機能コード代理コード
トニックローマ数字1Ma7ローマ数字3mi7  ローマ数字6mi7
サブドミナントローマ数字4Ma7ローマ数字2mi7  (ローマ数字6mi7)
ドミナントローマ数字57ローマ数字7mi7(♭5)

メジャースケールのダイアトニックコードは上記のように分類できます。