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CメジャーKeyII-V-Iリックの活用

1 覚え方
2 リックの各小節を組み合わせてみよう
3 曲で使ってみよう

覚え方

一度にたくさん覚えてもすぐに忘れてしまうので、紹介しているリックを全て覚える必要はありません。聴いてみて気に入ったものだけを選んでみてください。各リックはポジション別になっているので、コードやコードトーンと一緒に覚えていくと効果的です。ポジション2リック1を例にみてみましょう。

ポジション2リック1
このポジションで弾ける各コードを考えます。

Dm7
Dm75弦ルート中指のフォーム
G7
6弦ルートのG7フォーム
CMa7
CMa7コード

同様にコードトーンも調べます。

Dm7
Dmi7コードトーン
G7
G7コードトーン
CMa7
CMa7コードトーン

このようにして、コードやコードトーンと関連付けてリックを覚えていくと理解が深まります。

リックの各小節を組み合わせてみよう

紹介しているリックを、自分の好きなように組み合わせるのも効果的です。例えば、ポジション2のリック1のDm7とリック5のG7を組み合わせると次のようになります。

リック1+リック5

ポジション2リック1+リック5

同じ目的音のリックと組み合わせると自然な響きになりますが、自分がカッコいいと思ったリックを組み合わせても問題ありません。また隣のポジションのリックと合わせて、横移動のあるリックを作るのも効果的です。

ポジション4リック3+ポジション2リック2

ポジション2リック1+リック5

覚えたリックを自在に組み合わせられるように練習してみてください。

曲で使ってみよう

ここでは枯葉の最初の8小節を例に練習していきます。

カラオケ

1~8小節目

ここではポジション5のリック2を例にします。

リック2

ポジション5リック2

枯葉で使えるメジャーII-V-IはCmi7-F7-BbMa7なので、まずは2フレット分低くしてキーを合わせます。

キーBbメジャーに移調したリック2

BbメジャーキーII-V-I

枯葉で使えるように移調したら早速使ってみましょう。まずはバックのリズムに合わせてリックを弾く練習です。リックを弾かないところは休符にしておきます。

リックを弾く練習

枯葉での練習1

リックを使うのに慣れてきたら、リックの前後(EbMa7とGm7)をそれぞれのコードトーンを使って弾いてみましょう。全音符、2分音符、4分音符と、徐々に音数を増やしていきます。

全音符でコードトーンを弾く練習

枯葉での練習2

2分音符でコードトーンを弾く練習

枯葉での練習3

4分音符でコードトーンを弾く練習

枯葉での練習4

コードトーンのどの音を弾くかは自由ですが、リックの終わりは、終わりの音に近いコードトーン、リックの始まりへは、始めの音にスムーズに流れていける音、を選ぶのがポイントです。コードトーンの響きに慣れてきたら、今度はリズムを変化させてみましょう。

リズムを変化させてリックの前後を弾く練習

枯葉での練習4

音を上行させ続けたり、下行させ続けたりなど、音の流れに統一感をだすと自然なアドリブになっていきます。慣れてきたらスケールの音や16分音符なども加えて、より自由度の高い流れを作ってみましょう。

リックの前後を自由に弾く練習

枯葉での練習4

リックの前後をさらに自由に弾く練習

枯葉での練習4

このとき、自分の頭の中に鳴ったメロディーを弾けるように練習するのが大切です。リック以外の部分を自由に弾けるようになってきたら、リック自体を変えてみましょう。リックを変える方法は、音を減らす、音を増やすの2つです。

リック自体を変化させる練習

枯葉での練習4

C-7では音数を減らし、F7では音数を増やしています。減らすのは簡単ですが、増やすときは目的の音へ自然につながるようにすることが大切です。リックの前後とリック自体の変化練習を繰り返すことで、実践で使えるようになってきます。枯葉に慣れてきたら、他のスタンダード曲でも練習してみてください。

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